テラスとは
テラスは、雨や日照から保護するために設ける、簡易屋根です。
設置することで、物干しスペースなどとして活用することができます。
■テラスの種類
テラスの種類は、以下の様に分類されます。詳細は図の各項目をクリックするとご覧いただけます。
○支持方式による区分
柱付式、柱なし式
○納まりによる区分
壁付け 独立
○設置場所による区分
1階設置型 2階設置型・3階設置型
○屋根の形状による区分
波板
屋根材の形状が波状のもの。 主な材質は、塩化ビニール・ポリカーボネート。
平板
屋根材の形状が板状のもの。 主な材質は、ポリカーボネート・FRP。
折板
屋根材の形状が山形のもの。 主な材質は、スチール・ポリカーボネート。
○屋根の材質による区分
塩化ビニル
ポリカーボネート
FRP スチール
アルミ樹脂複合版
スチール
○屋根の形状による区分
R屋根、フラット屋根
○オプション 竿掛け等
テラスをお使いの皆様へ
■使用上の注意
テラスは、雨や日照から保護するために設ける、屋根および柱で構成された簡易屋根です。
正しく安全に使用していただくために、取り扱い説明書および商品本体に貼付してあるラベルをよくお読みください。
■積雪に関して
雪下ろしの目安の積雪量であっても商品が破損する場合があります。雪の重さは積雪量1㎝当たり3kgf/㎡で設計していますが、雪の状態により大きく変化しますので、早めに雪下ろしをしてください。
積雪が 商品の仕様を超える前に雪下ろしをしてください。商品が破損し、人身事故や物損事故につながるおそれがあります。
雪質により雪下ろしの目安は変わります。
(雪下ろしの際、絶対に水をかけないでください。雪がさらに重くなります)
これからテラスを設置する皆様へ
テラス(屋根)を設置する場合は設置場所や地域・用途により法規や条例などの制限を受ける場合がありますので、設置する場合はその地域の特定行政庁または指定確認検査機関の窓口にご確認ください。
テラス選びのポイント
○積雪の備え
積雪のある地域では、予想される積雪にみあった耐荷重性能のテラスを選びましょう。
予想積雪量が不明な場合は、右図を参考にしてください。
JIS には屋根に載せられる雪の量を目安にした『強度区分』があります。
もしもの場合に備えて、ワンランク上の商品をお勧めします。
○強風への備え
建築基準法には、各地域の基準風速が決められていますので、お住いの地域の基準風速を確認し、それに見合った性能のテラスを選びましょう。
テラスにはどのくらいの風に耐えられるかを目安にした『耐風圧性能』があります。