合成木材デッキとは

樹脂材と木粉を配合し、木質感を再現した腐りにくいデッキです。

合成木材デッキをお使いの皆様へ

■使用上の注意

・直射日光などで合成木材の表面が熱くなる場合がありますので、履物を履いて利用してください。
 夏季は特にやけどしないように裸足で歩かないでください。

・日中、日差しが強い時に乳幼児を1人で遊ばせないでください。やけどや熱中症になる恐れがあります。

・経年による反りや色あせが発生しますが、強度には影響しません。

・合成木材は水分をほとんど吸収しません。
 デッキの表面の状態によっては、雨水が溜まったり、溜まった雨水の乾き方が異なる場合があります。

デッキの表面が濡れていると滑りやすくなります。
 濡れている場合はご使用の際に水分をふき取ってください。

・デッキの上で、たき火や花火などの火気は使用しないでください。火災のおそれがあります。

・デッキの上や付近の落ち葉など、燃えやすいものを無くすよう清掃をしてください。

・デッキの上でバーベキューコンロ、暖房器具などの高温になるものは使用 しないでください。

・デッキのスキ間に指を差し込まない。けがをするおそれがあります。

・デッキの下にもぐったり、手を入れたりしないでください。 けがをするおそれがあります。

・デッキに無理な荷重や重量物をのせないでください。

・積雪が 商品の仕様を超える前に雪下ろしをしてください。
 商品が破損し、人身事故や物損事故につながるおそれがあります。
 雪質により雪下ろしの目安は変わります。
 (雪下ろしの際、絶対に水をかけないでください。雪がさらに重くなります)
 ※商品の仕様については、各社のカタログ等をご確認ください。

・デッキやステップに飛び降りるなど強い衝撃を与えないでください。割れるおそれがあります。

・ハイヒールなどの一点に荷重のかかる履物で歩かないでください。目地に引っかかったり転倒、床板破損の原因になります。

・接合部にゆるみや外れがないか定期的に確認してください。

・デッキが破損したり、グラつく場合はすぐにデッキを設置した業者やエクステリア商品取扱い店に連絡してください。

・窓ガラスに日射反射率の高いガラスをご使用の場合、反射光が一般ガラスより強くなります。
 ガラスの歪みで太陽光が集光し、光の反射が強くなる場合があります。
 ごくまれに反射光が当たった箇所の状況や環境により、焦げ付きや溶解が生じることがあります。


■お手入れ・点検

使用状況や環境により、雨シミ・カビ(黒い斑点)などの汚れが目立つ場合があります。
汚れがひどくならないうちにお手入れをしてください。
※その他お手入れについては、各社の取扱説明書をご確認ください

また長期間使用していると、いろいろな不具合が発生する場合があります。
そのままにしておきますと合成木材デッキが破損し人身事故などの原因になるおそれがあります。
不具合がないかどうか、「自主点検ハンドブック」でお手入れの時などを利用して点検してください。
不具合が発見されましたら、合成木材デッキを設置した業者やエクステリア商品取扱い店にご相談ください。

これから合成木材デッキを設置する皆様へ

合成木材デッキの特性

〇色移り

・合成木材デッキの上では、必ず履物を利用してください。
 裸足や靴下で歩くと、色移りなどが生じる場合があります。

・洗濯物や布団を直接置かないでください。汚れの付着や色移りなどが生じる場合があります。

・色あせに伴い、表面部に粉が発生することがあります。
 粉は表面部のみに発生するため強度には影響しません。

〇色の濃淡・色あせ

・合成木材デッキは、自然の風合いを出すため、木粉を使用しています。
 製法上、部材や見る角度によって色の濃淡のバラツキがあります。

・紫外線や雨により色あせする場合があります。

〇変形

・温度や湿度の変化により、多少の伸縮や反りが発生します。

〇温度変化

・特性上、樹脂が含まれているため蓄熱しやすいです。
 特に夏場は高温になることがありますのでご注意ください。
 裸足でデッキを歩くとやけどをする恐れがありますので、必ず履物を利用してください。

〇その他

・合成木材は樹脂を使用しているため、歩行で生じる摩擦により静電気を帯びることがあります。

・合成木材デッキは使用用途に合わせた商品をお選びください(戸建て住宅用、公共スペース用など)


積雪地域に設置される場合

・積雪が 商品の仕様を超える前に雪下ろしをしてください。
 商品が破損し、人身事故や物損事故につながるおそれがあります。
 雪質により雪下ろしの目安は変わります。
 (雪下ろしの際、絶対に水をかけないでください。雪がさらに重くなります)
 ※商品の仕様については、各社のカタログ等をご確認ください。